ステアリングに忠実に

フロントタイヤのグリップの低下は、ステアリングに忠実に伝わってくるからこそ、安心できる6気筒にもかかわらず、このM5搭載のエンジンは、高回転まで簡単に回ってしまう。タコメーターのレッドゾーンも7000鴎からと極めて高い。これは、もちろんBMW最強の値だ。このM5を楽しむためには、各ギアで7000回転まで引っ張ってシフトアップしてほしい。この回転域でもまったく握動はないし、パワーの落ち込みも産いから、これはなんら難しいことではないはずだ。ハンドリングは徹底した超高速巡航仕様になっている。アウトバーンを2(*) 50m/h近くで走行中にも確実な直進性と、レーンチェンジしたときの安定性を確保しているのだ。このため、100m/h以下のスピードでワインディングロードを走った場合には、曲がりにくい、俗にいうアンダーステアの強いクルマということになってしまっている。このアンダーステアを打ち破ろうと思ったら、315馬力のエンジンパワーでパワーオーバーステアに持っていく方法がある。しかし、235/妬ZRⅣというハイグリップタイヤの限界を超えるのは、ドライ路面ではかなり難しいだろう。ウエット路面であれば、低いギア、2速を選びさえすればリアタイヤのグリップを失わせ、ドリフトに持ち込むことができる。この場合もM5のリアタイャの流れ方はマイルドでコントロールしやすいから、恐怖感はないはずだ。3速ではなかなかドリフトはできないだろう。とにかく車好きなら、←こちら!

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