市街地を走る場合

この735iLも左右のハンドルを自由に選ぶことができる。ショートホイールベースの735iも同じ。これはまぎれもないスポーツカーなのだから。M3と同じようにこのM6のエンジンを目覚めさせるのに特別な儀式はいらない。しかし、市街地を走る場合などには少しコツが必要だ。このクルマに搭載されているエンジンは、6気筒としてはかなりレスポンスがよい。それが市街地などでは裏目に出て、シフトァップ、ダウン時にギクシャクしてしまうのだ。例えば、2速から3速へシフトアップするときも、ゆっくりとやっていると一度回転が落ちてしまう。ここでクラッチをつなぐと、一瞬、エンジンブレーキがかかって、そこから再び加速が始まるということになる。こんな運転では同乗者に不快感を与えてしまうし、デフなどの駆動系に悪い影響を与えることにもなる。シフトァップ時にも一瞬アクセルを踏んで、落ちてしまった回転を上げてからクラッチをつなぐという方法もあるが、年中これをやっていてはまるで暴走族だ。ぼくはエンジンの回転が下がらないうちにクラッチをつなぐ、つまりギアを入れた瞬間にクラッチをつなぐという方法を推薦する。それでもシフト操作自体が遅いと、いくらクラッチミートが早くてもタイミングは合わない。ゆったり走っているときでもシフトは素早くを常にこころがけておくことだ。とはいっても、これはシフト操作を乱暴にやれといっているのではない。サッとニュートラルにしてサッと次のギアに入れる。素早いけどスムーズにやることが肝心だ。シートを前にずらすだけで間に合わなかったら、シートを上げよう。身長175師程度の人でも、たぶんシートポジションは最も前のはずだ。三度の飯より車が好きなら→こちらから、車に関する情報をご覧ください。

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