フルでよく回るエンジン

最高速度は、ぼくが実際にヨーロッパでこのM3に乗ったとき、メーター読みではあるが235m/hまで出た。ただし、これは平坦地でのことで、長い下り坂では5速にもかかわらずエンジン回転はレッドグーンにまで入り、スピードは実に255m/hまで達した。クラッチは195馬力を充分に受け止める容量を持ってはいるが、あまりこのクラッチに頼るドライピングはしないようにこころがけてほしい。1500.2000回転まででクラッチは完全につないでおいてほしい。急がないのなら1000回転でつないでしまっても、このM3はなにごともなかったかのように走り出してくれる。いくら丈夫だとはいっても、このようにパワフルでよく回るエンジンに駆使されては、クラッチはひとたまりもないからだ。M3のシフトはかなり硬い。特に冷えているときには壊れてしまったんじゃないだろうかと思うほど硬い。だから、無理をしないでゆっくりと操作してほしい。また、いくら止まってアイドリングしていてもトランスミッションのオイルの温度は上がらないわけだから、最初はゆっくりと走っていた方がよいだろう。充分に暖まってからも、シフトのタイミングが合わないと硬く感じることがある。このM3のシフトのコツは、抜くときには速く、入れるときにはゆっくりだ。サッとニュートラルにして2速にソーッと押しつけるようにすると、抵抗なくスルッと入る。マイカーへの愛はありますか?なくなっちゃったら、←こちらへどうぞ。

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